こんにちはひろです。
おさらい英文法では、英会話を勉強をする上で必要な
英文法を復習したいという方に、ぜひ読んでいただきたい
内容となっています。
英文法にもたくさんの規則や絶対に使い方を忘れては
いけない用語があります。
しかし、時間が経てば誰でもその規則を忘れたり、
気がついたら間違った使い方をしていたという
こともあるはずです。
ですので、母国語でない英語の文法の復習は欠かせ
ないのです。
今回は、英会話でもとっても重要なおさえておきたい
助動詞を取り上げました。
これらは、英会話で相手に的確に自分の意思を伝える
のにとても大切な単語です。
下記の内容に焦点を絞ってご説明していきたい
と思います。
- 助動詞とは
- 助動詞を使う時の規則
- 各、助動詞の意味
- 助動詞を使った、よく使われるフレーズ
助動詞とは
助動詞を使って文を作ることで、be動詞や
一般動詞を助け、動詞の意味をより的確に
表現することができます。
I study English.
私は英語を勉強します。
↓
I must study English.
私は英語を勉強しなくてはいけません。
上記の例文のように助動詞のmustが加わった事で、
動詞の意味を 「しなくてはいけない」 と強調
しています。
このようによく使われる助動詞の使い方を
練習して英会話力の幅を広げていきましょう。
can | 〜できる |
must | 〜しなければいけない 〜に違いない |
may | 〜してもいい 〜かもしれない |
shall | 〜だろう 〜しましょうか |
should | 〜べき 〜はず |
will | 〜でしょう |
助動詞を使った文の規則
助動詞を使う時に覚えておきたい3つの規則
があります。
これらの規則は文を作る上で重要ですので、
忘れないようにしましょう。
- 助動詞はbe動詞または一般動詞の前にくる。
- 疑問文の時には助動詞は文の始め、主語の
前にくる。 - 否定文の時は助動詞のすぐ後にnotをつける。
助動詞 [can]
「can」の助動詞は可能性を表現する時に使う
ことができます。
- 肯定文canは可能性を意味し、「〜できる」
または、「〜することができる」と訳されます。
I can definitely do it.
私は絶対にそれをできます
I canconfirm your booking.
あなたの予約を確認できます。
He can speak English.
彼は英語が喋れます。(喋ることができる) - 疑問文は「Can+主語+動詞の原形〜」
の並びかたになり「〜できますか?」
と言う意味になります。
Can she cook?
彼女は料理ができますか?
Can he drive?
彼は運転できますか?
Can you meet me here when I finish work?
私が仕事が終わった時にここで会えますか? - 疑問文になると少しニュアンスの違う
許可を問う意味も含まれます。
状況によっては「〜してくれますか?」
または、「〜していいですか?」
と言う意味に訳されることもあります。
Can I try on this clothes?
この服を試着していいですか?
Can you pass me the salt?
その塩をとってもらえますか?
Can I ask some questions?
いくつか質問できますか? - 疑問文に対する答えは
「Yes/No, 主語+can/cannot」
と一般の疑問文と同じ文の並びです。
Can you teach me Japanese?
日本語を教えてくれますか?
Sure(Yes), I can.
はい、できます。
Can you recognise me?
私のことわかりますか?
Yes, I can.
はい、わかります。
Can he keep our promise?
彼は私たちの約束を守れますか?
No, he cannot.
いいえ、彼は守れません。 - 否定文は「主語+cannot+動詞の原形」ですが、
can’tと書く人もいますが、文法上、正しい
のはcannotです。
*会話ではcan’tと発音できるので、
can’tと発音のそのまま書く人るわけです。
I cannotpredict what will happen next year.
来年に何が起こるかは予測できない。
*英会話では”I can’t predict~”と言えます。
I cannot imagine what will happen next.
次に何が起こるかは想像できない。
私は、比較的,会話の肯定文で 「can」 をよく使います。
なぜなら、「can」を使うと自分は〜ができると
自己主張ができるます。
そうすることによって、利き手にもポジティブな印象を
与えることができるからです。
しかし、逆に「cannot」 を使った否定文では、
「〜はできない」というように、ネガティブな結果が
わかっている時に使えることになります。
助動詞「must」
助動詞の「must」を2人称「You 」を主語にして
使うと命令調の意味合いになります。
どれくらいのニュアンスになるかというと、もし、
「You must do It.」
と言われた場合、聞き手は指をさされながら
きつく命令されている感覚といった印象を
受けますし、もしかしたら気分を害すこともある
かもしれません。
なので、例えば、会社の上司や目上の方には
会話で「must」は使いませんので気をつけましょう。
- 肯定文「must」の意味は2つあります。
義務を意味する「〜しなければいけない」
推量を意味する「〜に違いない」
She must be surprised when she saw her
exam results.
彼女はテストの結果を見て驚いたに違いない。
He must remember about what we discuss today.
彼は今日話し合ったことを覚えるべきだ。
It must be true.
それは本当に違いない。
She must finish her work by 5pm.
彼女は5時までに仕事を終わらせなくてはいけない。
He mustbe sick.
彼は病気に違いない。
She must be very tired.
彼女はとても疲れているに違いない。 - 相手に対して「You must〜」と使う場合
は、意味がきつい命令調になります。
You mustgo to bed now.
あなたは今、寝なくてはいけない。
You must understand more.
あなたはもっと理解しなくてはいけない。
You must not go there.
そこへ行ってはいけない。
【 must の代わりに使える表現 】
それでは、上司や目上の方にmustを使わないで
義務の意味を含む文をどのように言えばいいのか
あげてみましょう。
►「need to〜」「〜が必要です」
You need to get some rest.
あなたは少し休んだ方がいい。(休む必要がある)
►「had better+動詞の原形」「〜した方がいい」
You‘d better stop doing excise.
あなたは運動をするのをやめたほうがいい。
You‘d better go home now.
あなたは家に帰った方がいい。
►「have to〜」「〜 しなければいけない」
この意味のニュアンスは命令調の「must」
に近いです。
You have tostudy today.
あなたは今日勉強をしなくてはいけない。 - 助動詞「must」の否定文は
「主語+must not+動詞の原形」
の並びで、「〜すべきではない」
と、ほとんど禁止を告げている意味になります。
You mustn’t talk during the class.
授業中は話してはいけない。
You must not tell anybody.
誰にも話してはいけない。 - 助動詞「must」の疑問文の
「Must+主語+動詞の原形」は文法上では
正しいですが、英会話では使いません。
【 mustの疑問文の代わりによく使われる文 】
それでは、mustの助動詞の疑問文「Must +主語」
は、会話では使わないので他の表現の仕方を
あげて見ます。
►「need to」の疑問文は「must」と同じ義務の
意味を含みます。「〜する必要がありますか?」
Do I need to go to school?
学校に行く必要がありますか?
Does he need to finish his homework?
彼は宿題を終わらせる必要がありますか?
►「have to」の疑問文は「must」に近い
命令調な意味を含みます。「〜すべきですか?」
Do I have to listen to your story?
あなたの話を聞かないといけませんか?
Does he have to change his clothes before
go out?
彼は出かける前に、服を着替えなければ
いけないですか?
助動詞「may」
助動詞「may」の使い方や訳し方に少しはっきりしない
感覚を持っている方もいるのではないでしょうか?
- 助動詞「may」の意味は大きく分けて2つあります。
許可を意味する「〜していい」
推測を意味する「〜かもしれない」
►許可の「〜していい」で使う場合は、相手に
許しを出す表現です。
例えば親が子供に対してや上司が部下に対して
といった感じで使います。
You maysit down.
あなたは座ってもいいでしょう。
You may enter.
入ってもいいです。
►推測の「〜かもしれない」は「must」の「違いない」
よりも、より不確かな時に使えます。
「もしかしたら〜かもしれない」と言う様な、
どちらにでも、状況が変わり得る時に使います。
また、会話では現在形の文でも「〜かもしれない」
の意味の「might」を使うことがあります。
She may(might) have to read this book.
彼女はこの本を読まなければいけないかもしれない。
He may(might) come to the party.
彼はパーティーに来るかもしれない。
It may(might) be helpful.
それは助かるかもしれない。
It may(might) rain.
雨が降るかもしれない。 - 疑問文は「May I/we+動詞の原形」
と助動詞が文の頭にきます。
しかし、May he/she~?とは言えません。 - 「May I 〜?」は「〜してもいいですか?」
と丁寧に許可を聞く決まり文句です。
May I have your name?
名前を教えてもらえますか?
May Ihave your signature here?
あなたの署名をここにいただけますか? - 否定文は「主語+may not+動詞の原形」
意味は「〜してはいけない」
または「〜ではないかもしれない」
He may not ask her age.
彼は彼女の年齢を聞いてはいけない。
I think I’m right but I may not be.
正しいと思うけれど、間違ってるかもしれない。
She may not be a nurse.
彼女は看護師ではないかもしれない。
It may not beright.
正しくないかもしれない。
助動詞「will」
will には「意思」とい名詞で使われる場合もありますが、
今回は助動詞として使う場合について説明いたします。
助動詞「will」は動詞の原形の前におき、
意味は、近い将来、例えばこれから
数分後とか、または遠い未来に行われる動詞の
確かな意思を表現します。
He may not come to the party.
彼はパーティーにこないかもしれない。
↓
He will not come to the party.
彼はパーティーにはこない。
*mayの文の意味は来るかこないか
はっきりしないのに対して、willの文
になると、こないと確かな答えが
決まってます。(将来の意思)
- 肯定文の「will」は「主語+will+動詞の原形」
の並びで、意味はこれからおこることを想定して
話す場合に使います。
「will」には推定、意思などの意味が含まれます。
►未来を推定する時「〜でしょう』
It will be rain soon.
もうすぐ雨が降るでしょう。
The airplane willdepart late by bad weather.
飛行機は悪天候のために出発が遅れるでしょう。
He will be happy when he sees her.
彼は彼女に会えたら嬉しいでしょう。
►確定した未来の意思を表す時「〜するつもりだ」
I will see you at same time tomorrow.
明日の同じ時間に会いましょう。
I will be a famous in the future.
私は将来、有名になるだろう。
I will come to see you first no matter
what happens.
何があっても一番にあなたに会いにきます。
He will start his own business next year.
彼は自分の事業を来年始めます。 - 常に起こりうることを表現するときに「will」
を使うこともあります。「〜するものだ」
Accidents will happen.
事故は起こりえるものだ。
An empty bottle will float.
からのボトルは浮く。 - 否定文は「主語+will not(won’t)+動詞の原形」
で将来「〜しない」と意思が決まっているときに
使う。
She won’t be here tomorrow.
彼女は明日はここにはいない。
You won’tbelieve.
あなたは信じられないだろう。 - 疑問文で「Will you 動詞の原形〜?」
は、相手に何かを頼むときに使います。
「〜してくれますか?」
Willyou listen to me?
私のことを聞いてくれますか?
Will you be my best friend?
私の親友になってくれますか?
Will you marry me?
結婚してくれますか? - 疑問文は「Will +主語+動詞の原形〜?」
で将来に起こりうるか問いかけの意味で
使われます。「〜でしょうか?」「〜だろうか?」
Will he come to school tomorrow?
彼は明日学校に来るでしょうか?
Will she regret breaking up?
彼女は別れたことを後悔するでしょうか?
Will it fine tomorrow?
明日は晴れるでしょうか?
助動詞「shall」
肯定文の「shall」は将来の強い意思を示唆する
時に「〜でしょう」「〜だろう」と使います。
また、疑問文になると相手の意思を訪ねるたり、
提案をするような「〜しましょうか?」と言う意味
で使われます。
- 肯定文「主語+shall+動詞の原形〜」で
将来の強い意思(計画)を表現します。
「〜でしょう」「〜だろう」
I shallnever forget you.
絶対にあなたを許しません。
If you do that one more time,
I shall be very angry.
もし、もう一回やったら、
私はとても怒るだろう。
I shallgo later.
私は後で行きます。
►主語が2人称、3人称の場合は「should」の
意味に近い「〜させる」「〜すべきだ」という
ニュアンスを含みます。
(しかし、あまり英会話では言いません)
You shall never give up.
あなたは絶対に諦めるべきではない。
He shall do it.
彼がそれをすべきだ。 - 疑問文「Shall+主語+動詞〜?」で
「〜しましょうか?」と提案を表現する
丁寧な疑問文です。
英会話では「Shall I 〜?」をよく使います。
これは、相手が目上の人でも、誰に対しても
使えます。
Shallwe go out for dinner tonight?
今晩、外食しましょうか?
Shall I invite her?
彼女を招待しましょうか?
ShallI close this window?
窓を閉めましょうか?
Shall we dance?
踊りましょうか?
助動詞「should」
助動詞「should」は肯定文では「〜すべきだ」
「〜のはず」と表現する時に使われます。
よく会話では、自分の意見を強調して言いたい
時に使います。
会話では肯定文で「Shall」を使うことは少なく
その代わり「Should」を多く使います。
ですので、例えば ”彼はそれをすべきだ”
と言うならば、「He shall do it.」と言う
より「He should do it.」と言う方が
会話としては自然です。
- 肯定文の「should」は
「主語+should+動詞の原形〜」
で義務を示唆する「〜すべき」と、
推定の「〜はず」と言う表現で使う
I said that he should see a doctor.
私は彼は医者に行くべきだと告げた。
You should be ashamed of yourselves.
あなたは自分が恥ずかしいと思うべきです。
You should tell him to stop annoying you.
あなたは彼に邪魔しないように言うべきです。
You should find this guide book helpful.
このガイドブックが役に立つとわかるはずです。
This should be good.
これはいいぞ。(これはいいはずだ)
This basketball game should be very tense.
このバスケの試合は接戦になるはずです。 - 疑問文は「Should+主語+動詞の原形〜?」
で、「〜すべきですか?」の意味を表します。
丁寧な疑問文です。
Should I apologise to him?
Yes, I think you should.
私は彼に謝るべきですか?
はい、謝るべきですね。
Should I answer if he calls?
彼の電話に返事をするべきですか? - また、Ifと同じ「もし〜なら」と言う仮定の
意味で使う場合もあります。
Should you fail this exam, you can always
re-take it next year.
もしあなたがこの試験に落ちても、また
来年受けることができますよ。
If you should see them, say hello for me.
もし、彼等にあったら宜しく伝えてください。
If you should change your mind, I’ll be at
the station.
もし、あなたの気が変わったら、私は駅に
いますので。 - 否定文の場合
「主語+should not(shouldn’t) +動詞の原形」
「〜すべきではない」「〜やめておいた方がいい」
と言う意味で訳されます。
I shouldn’tgo.
私は行くべきではない。
You shouldn’t eat late night.
夜遅くに食べるのはやめたほうがいい。
He shouldn’t drive a car without a license.
彼は免許なしで運転するべきではない。 - 後悔を表す仮定法過去完了形
「主語+should+have+過去分詞〜」
で「〜すべきだった(しかししなかった)」
と言う表現ができます。
逆にこの否定文では
「主語+shouldn’t+have+過去分詞〜」
で「〜すべきではなかった(のにしてしまった)」
となります。
I should have done it better.
私はもっとよくするべきだった。
He shouldn’t have spentany monies.
彼はお金を使うべきではなかった。
後悔を表現する仮定法過去完了形については、
こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
英会話の勉強を始めたばかりの方は、こんなに一度に
覚えられないと焦るかと思います。
それに、中には意味が似通っていて違いがわかりにくい
ものもあるので尚更かと思いますが、助動詞の使い方に
慣れれば自分の意思をもっと的確に伝えることができる
ようになります。
一度に完璧に覚えるのは無理です。
それこそ、学生時代の試験のように覚えても、
実際に使わなければすぐ忘れてしまうわけなんですね。
使いやすいフレーズを覚えて、その動詞を変えて
言い変えたりなど、徐々に慣れていきましょう。