【英会話の基礎】英語の比較級と最上級の 文の解説とよく使うフレーズ

こんにちはひろです。

今回は比較級と最上級の表現法について
説明いたします。

皆さんも日常会話で「私はAよりBが好き」
とか、「これは最も〜だ」などと表現をする
ことがあるかと思います。

又はビジネス英会話などでは商品や、他社と
企画などを比較して説明をする場面もある
ことでしょう。
そんな時に使えるのが、比較級、
最上級の表現になります。

又、英会話でよく使われるフレーズなどを
丸ごと覚えてしまえば、いざという時
に、覚えた文から応用ができたりします。

実際の英会話で使われやすいフレーズ
もあげてみますので、ぜひ参考にして
みてください。

✅この記事の内容

• 比較級の文の作り方
  
• 最上級の文の作り方
  
• よく英会話で使われる形容詞の比較級
  
  

比較級の文の基本ルール

比較級を使えば物や人物などを比べるときに
「AはBより〜だ」っと言った表現ができます。

• 主語＋動詞＋比較級＋than＋主語
  
  
• 形容詞や副詞に「−er」をつける場合
  
  
• 形容詞、副詞の前に 「more」をつける場合
  
  
• 意味は「AはBよりも〜だ」
  
  
  
  それでは、例文を見てみましょう。

上の例文の比較級はsmartに「−er」をつけて
比較級の「smarter」となります。
そして、比較級のすぐ後ろに接続詞の「than」
がきます。

接続詞の後ろには、主語＋動詞＋述語・目的語などが
きますが、主語以下は省略することができます。
ですので、例文の場合「I am」のam は書く必要は
ありません。会話でも省略して話します。

又、形容詞、副詞によっては「-er」をつけずに
その代わりに前に「more」をつける場合があります。
これは、形容詞又は副詞が2音節以上の場合と
なりますが、後にご説明いたしますね。

比較級の前に「the」をつける

2人、又は2つのものを比較する時に表現する
「of the two」
「among the two」
「between the two」
などを使うときには、限定を表すために比較級の
前に「the」をつけます。

最上級の文の基本ルール

最上級は「Aは〜の中で一番＊＊だ」と言った
何か一つのことを全体と比べて「一番〜だ」と
表現できる文です。

• 主語＋動詞＋the＋最上級〜
  
  
• 最上級の後ろは「of ＋複数名詞」
  又は「in＋単数名詞」
  
  
• 形容詞、副詞に「-est」をつける場合
  
  
• 形容詞・副詞の前に「most」をつける場合
  
  
• 意味は3つ以上の集合の中で
  「Aは〜の中で一番＊＊だ」
  
  
• 2音節の形容詞・副詞でも「-est」をつける
  場合がある。
  ＊下記にて説明いたします

最上級の文の中での「the」はものを特定する
ためにつけます。
その後に最上級がきます。

例文では「busy」が最上級になり「busiest」
になります。
又は、形容詞、副詞が長い単語は最上級「−est」
をつけずに「most」をつけます。
後に説明いたします。

最上級「〜の中で」を表現する方法

最上級の文で「〜の中で」を表す方法で、最上級の
後に「in〜」又は「of〜」と使います。

• the＋最上級＋of＋複数名詞
  of them, of us
  
  She is the tallest of us.
  彼女は私達の中で一番背が高い。
  
  He is the most youngest of them.
  彼は彼等の中で一番若い。
  
  
  
• the＋最上級＋in＋単数名詞（場所など）
  in the world, in the city
  
  This watch is the most expensive in the shop.
  この時計はその店の中で一番値段が高い。
  
  He is the most fastest runner in the world.
  彼は世界で一番早く走れます。
  

短い単語の形容詞、副詞には通常「-er」「-est」を
つけて比較級、最上級に変形しますが、いくつか例外
があります。

• 語尾が「e」で終わるものは「r」又「st」はだけを
  つける。
  
  wise / wiser / wisest
  large / larger / largest
  cute / cuter / cutest
  nice / nicer / nicest
  
  
  
• 語尾が「y」で終わるものはyを「i」に変えて
  er又はestをつける。
  
  busy / busier / busiest
  happy / happier / happiest
  easy / easier / easiest
  
  
  
• 語尾を重ねて「er」「est」をつける。
  
  hot / hotter / hottest
  big / bigger / biggest
  
  
  
• 2音節の単語でも、語尾がer / le / y / ow / some
  で終わるものは「-er」「-est」をつける。
  
  clever / cleverer / cleverest
  lucky / luckier / luckiest
  
  
  
  
  しかし、英会話では「cleverer」より
  「more clever」と言うことの方が多いのです。
  会話で変換できるかできないのかよくわからない
  ときには、「more / most」をつけて言っても
  で言っても十分意味も通じますし、実際、ネイティヴ
  でさえ、言いやすい言い方を使っている時もあります。
  
  
  
  

• 形容詞や副詞で長い単語の場合は「more」
  又は「most」をつけます。
  
  
• 形容詞や副詞が「-ly,-ful,-ed」で終わる単語
  には「more」又は「most」をつけます。
  
  
  
  

＜比較級、最上級でmore/mostがつく形容詞と副詞＞

不規則変化「Good」「Bad」「Little」

比較級、最上級になると「Good」「Bad」
「Little」は原形とは違う単語になります。

これらの表現は英会話でも頻繁に使い
ますので、覚えておくと便利です。

I feel better than yesterday.
昨日よりも気分がいい。

I know the bestFrench restaurant
in the town.
街の中で一番美味しいフレンチレストラン
を知ってます。

The situation is getting worse than before.
状況が以前よりも悪化しています。

I had the worstdream ever.
今までで一番の悪夢を見た。

He is less tall than me.
彼は私よりも背が低い。

Where is the leastpopulated country
in the world?
世界で一番人口の少ない国はどこですか？

まとめ

おそらく、比較級や最上級に使われる形容詞、副詞
の数の多さからたくさんあって覚えられないと
感じてしまうかもしれませんが、まずは、会話で
使いやすい、「tall, small, big, good, cheep,
expensive など」を取り上げて、自分で簡単な
例文を作ってみたら覚えやすいかと思います。

基礎からの英語学習パワーアップ版 [ 熊谷隆司 ] 価格：1650円（税込、送料無料) (2021/8/23時点) 楽天で購入